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ID:3814
作成日: 2011/07/29
シンボリックリンクを利用してインストールすると管理サービスの起動に失敗する。

インストール先を変更するため、インストールディレクトリに別ディレクトリへの
シンボリックリンクを作成してリンク先にインストールしたところ、管理サービスが
起動に失敗し、URLデータベースのダウンロードに失敗します。

SolarisまたはLinux環境にて、インストールディレクトリにシンボリックリンクを
指定し、InterSafe WebFilter(以下ISWF)をインストールすると、以下の事象が発生
いたします。インストールの際は、インストールディレクトリにシンボリックリンク
を指定しないでください。

インストールディレクトリにシンボリックリンクを指定し、ISWFのインストールを
行うと、インストールディレクトリ内の設定ファイルのオーナーがインストール
実行ユーザ(root)となるため、権限が不足し管理サービスの起動に失敗します。

具体的には、以下のような手順です。

(1)/opt/intersafe -> /export/home/intersafe のシンボリックリンクを作成する。
(2)rootユーザで、インストールディレクトリに /opt/intersafeを指定しインストールする。
  ※実際には、/export/home/intersafe にインストールされます。
(3)インストールディレクトリ内の設定ファイルのオーナーが、インストールを実行した
  root ユーザとなり、管理サービスの起動に失敗する。
 ※通常は、インストール時に指定する(root以外の)ISWF実行ユーザが、インストール
  ディレクトリ内の設定ファイルのオーナーになります。

また、ISWFはインストールディレクトリにシンボリックリンクを指定した場合での
インストール・動作を想定していないため、管理サービス起動不可の以外にも
予期しない問題が発生する恐れがございます。
対象バージョン
All
対象ビルド
 
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