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ID:3349
作成日: 2015/01/16
【Ver3.0以前】LogDirectorのチューニングについて

LogDirectorでパフォーマンスを上げるためのチューニング方法を教えてください。

1.LogDirectorを停止します。

  <LogDirector導入ディレクトリ>/bin/log_director_ctl.sh stop

2.設定ファイル3種を編集します。

  ■対象ファイル
  <LogDirector導入ディレクトリ>/data/postgresql.conf
  <LogDirector導入ディレクトリ>/bin/log_director_ctl.sh
  <LogDirector導入ディレクトリ>/bin/automatic_startup.sh
  
  ※ご利用いただいているLogDirectorのバージョンが "02.00.32.00" 以上の場合は
    "/bin/automatic_startup.sh"の編集は不要です。
   バージョンは、 "/etc/LogDirector/install.properties" に記述されている "build" の

   パラメタより確認できます。
    
   ----------------------------------------
   [root@localhost ~]# cat /etc/logdirector/install.properties
   productname=LogDirector
   build=02.00.32.00
   (以下省略)
   ----------------------------------------
  
  下記の各値を以下のように設定します。
    ("#"(シャープ)でコメントアウトされている行については"#"を削除してコメントアウトを
     解除した上で変更します。すでに記載がある記述については、下記のように数値を変更してください。)
  
 【物理メモリが2GBの場合のチューニング項目と推奨値】
  
  <postgresql.conf>
    shared_buffers 256MB
   work_mem 8MB
   maintenance_work_mem 128MB
   wal_buffers 512kB
   checkpoint_segments 24
   effective_cache_size 256MB
   deadlock_timeout 1800s
  
  <log_director_ctl.sh> 58行目
        CATALINA_OPTS=" -Xms768m -Xmx768m -XX:NewSize=384m -XX:MaxNewSize=384m  -XX:PermSize=128m  -XX:MaxPermSize=128m"
  
    <automatic_startup.sh>
     17行目に追加
        CATALINA_OPTS=" -Xms768m -Xmx768m -XX:NewSize=384m -XX:MaxNewSize=384m "
     18行目の末尾にCATALINA_OPTSを追加
        export CATALINA_BASE CATALINA_HOME CATALINA_TMPDIR CATALINA_OPTS
  
 【物理メモリが4GBの場合のチューニング項目と推奨値】
  
  <postgresql.conf>
    shared_buffers 512MB
    work_mem 32MB
    maintenance_work_mem 1024MB
    wal_buffers 1024kB
    checkpoint_segments 64
    effective_cache_size 512MB
    deadlock_timeout 1800s

  <log_director_ctl.sh> 58行目
        CATALINA_OPTS=" -Xms1024m -Xmx1024m -XX:NewSize=512m -XX:MaxNewSize=512m  -XX:PermSize=128m  -XX:MaxPermSize=128m"

    <automatic_startup.sh>
     17行目に追加
        CATALINA_OPTS=" -Xms1024m -Xmx1024m -XX:NewSize=512m -XX:MaxNewSize=512m "
     18行目の末尾にCATALINA_OPTSを追加
        export CATALINA_BASE CATALINA_HOME CATALINA_TMPDIR CATALINA_OPTS
  
   ※OSがRHEL4(Red Hat Enterprise Linux 4)の場合は、上記に加え
         以下のOS側の設定変更が必要です。
       RHEL5以降のOSでは、以下の設定は不要です。3に進んでください。
  
 2-1.OS側の設定変更

   ■対象ファイル
   /etc/sysctl.conf

   ■チューニング項目と推奨値
   kernel.shmmax=<物理メモリの半分>

   (例)物理メモリが2GBの場合
   kernel.shmmax=1073741824

   上記設定後は、設定反映のためOSの再起動が必要となります。
   即時反映させる場合は、以下のコマンドを実行して下さい。

   (コマンド例)
   sysctl -w kernel.shmmax = 1073741824

3.LogDirectorを起動します。

  <LogDirector導入ディレクトリ>/bin/log_director_ctl.sh start

   ※注意※
   ・メモリは2GB以上搭載を想定しています。
    チューニングには搭載メモリを2GB以上に上げてお願いします。
   ・WebFilterや他のアプリケーションとの同居は想定していません。
   ・OS側の設定内容および設定後の動作につきましてはサポート
    対象外とさせていただきます。
   ・物理メモリが上記以外の場合、例えば8GBの場合には4GBでの
    設定の2倍の値を設定してください。その他のメモリの場合も
    同様に係数で算出してください。(64bit OSの場合)
対象バージョン
3.0
対象ビルド
 
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ご回答いただきまして、ありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。
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