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ID:5488
作成日: 2023/08/23
[ILP共通]ログの定期メンテナンスについて

InterSafe ILPに関連する各種ログのメンテナンス方法をご案内いたします。
長期運用の際、またはログサイズが大きくなる環境の場合には、定期的なメンテナンスをお願いいたします。

※ バージョン、インストールフォルダによりパスが異なります。

■目次
 1.InterSafe Server

 2.InterSafe Client
 3.ツール
 4.InterSafe FileSanitizer(Meta Defender)

■詳細
1.InterSafe Server
 1-1.Apacheログメンテナンス
  定期的に、以下のログを削除お願いいたします。
  C:\Program Files\Apache Sがftware Foundation\Apache2.4\logs

  ※障害発生時の調査に利用することがあるため、
   直近一か月分ほどは残していただくことを推奨しております。

 1-2.Tomcatログメンテナンス
  定期的に、以下のログを削除お願いいたします。
  C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 8.5\logs

  ※障害発生時の調査に利用することがあるため、
   直近一か月分ほどは残していただくことを推奨しております。

 1-3.PostgreSQLログメンテナンス
  定期的に、以下のログを削除お願いいたします。
  C:\Program Files\PostgreSQL\10\data\log

  ※障害発生時の調査に利用することがあるため、
   直近一か月分ほどは残していただくことを推奨しております。
 

 1-4.ILP DBメンテナンス 
  製品付属のログメンテナンスツールを利用し、タスクスケジューラーなどで実行してください。


  ▼実行ファイル
  C:\Program Files (x86)\ALSI\LogMaintenanceTool\Wfmnt\Wfmnt.bat
  ※タスクスケジューラーにてWfmnt.batを実行する場合、予めWfmnt.batファイルを編集し、「@pause」の記載を削除してください。

 -----------  一部抜粋 ----------------------
 echo エラー内容を確認して下さい。

 echo.
 echo エラーコード     :%ERRORLEVEL%
 echo.
 GOTO END_LABEL

 :END_LABEL
 rem echo RET: %ERRORLEVEL%
 @pause          ※ 「@pause」の記載を削除し、Wfmnt.batファイルを保存してください。
 exit /b %ERRORLEVEL%


  ▼設定ファイル
  C:\Program Files (x86)\ALSI\LogMaintenanceTool\Wfmnt\conf\SettingConfig.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<SettingConfig>
 <Description>WF Maintenance Tool Config File</Description>
 <Execute mode="2">
 <!-- ログの検索範囲指定 現在日からの経過日数で指定する -->
 <Condition afterdays="365"/>      ※ DBログは1年保持、経過したログは自動削除します
 <!-- <Condition start="200" end="100"/> -->
 <Job>
 <!--  ワークフロー処理でアップロードされたファイルの出力(バックアップ)設定 -->
 <Process type="1" enable="false"/>
 <!-- ログの出力(バックアップ)設定  -->
 <Process type="2" enable="true" />  ※ バックアップします
 <!-- <Process type="2" enable="true" filelist="true" />  -->
 <!-- ワークフロー処理でアップロードされたファイルの削除設定 -->
 <Process type="3" enable="true"/>
 <!-- 「全種類ログ、ワークフローの申請情報」の削除設定 -->
 <Process type="4" enable="true"/>  ※ DBから削除します
 <!-- 将来拡張用(サポートされていません) -->
 <Process type="5" enable="false"/>
 </Job>
</Execute>
<Output>
 <!-- ワークフロー処理でアップロードされたファイルの出力(バックアップ)先パスの設定 -->
 <File type="1" path=" C:\Program Files (x86)\ALSI\LogMaintenanceTool\ISLog"/>
 <!-- ログ出力先パスの設定 -->
 <File type="2" path=" C:\Program Files (x86)\ALSI\LogMaintenanceTool\ISLog"/>
</Output>
</SettingConfig>

  ※ 部分は説明です、xmlファイル内には記載しないでください。

2.InterSafe Client
 InterSafe Client導入端末で保持しているクライアントログは以下のレジストリを登録することによって、
 ログの容量/世代数を変更することが可能です。
 ※クライアントログはC:\Program Files\ALSI\InterSafe Client\Log\Appに生成されています。
 (ログの世代数を変更する場合)
 キー:HKLM\SOFTWARE\ALSI\ISC\Log
 名前:IlpLogMaxAge
  型:REG_DWORD
  値:1~999 で設定が可能です。
    ※デフォルトの場合、各ユーザーに対して20世代のログが保管されております。

 (ログのサイズを変更する場合)

 キー:HKLM\SOFTWARE\ALSI\ISC\Log
 名前:IlpLogMaxFileSize
  型:REG_DWORD
  値:5MB~100MB で設定が可能です。
    ※デフォルトの場合、最大40MBで1つのログが保存されております。

 ■SBC版をご利用されている場合について
 SBC版をご利用の場合は1台の端末を複数ユーザーで使用することになるため、
 ユーザー数によってはクライアントログが大量に蓄積される可能性がございます。
 そのため予め上記レジストリを登録し、ログの容量/世代数を調節したうえでご利用いただくことを推奨いたします。

3.ツール
 3-1.自動暗号化フォルダ
  定期的に、以下のログを削除お願いいたします。
  ・C:\FPAutoCrypt\Log
  ・C:\FPAutoCrypt\Result
  ※FP自動暗号化フォルダでは、ResultフォルダのログをInterSafe Managerで
   取り込むことが可能です。詳細につきましては、InterSafe Manager操作マニュアルをご参照ください。
   2-5-1-7.FP自動暗号化フォルダーのログを取り込む

 3-2.ユーザー連携ツール
  定期的に、以下ログの削除をお願いいたします。
  ・C:\Program Files (x86)\ALSI\Tools\CsvImport\Log
  
  ※障害発生時の調査に利用することがあるため、
   直近一か月分ほどは残していただくことを推奨しております。

 3-3.自動無害化フォルダ
  定期的に、以下ログの削除をお願いいたします。
  ・C:\FTAutoSanitizer\logs  

4.InterSafe FileSanitizer(Meta Defender)
 4-1.PostgreSQLログメンテナンス
  定期的に、以下ログの削除をお願いいたします。
  ・C:\Program Files\OPSWAT\MetaDefender Core\data\pg_data\log
  ・C:\Program Files\OPSWAT\MetaDefender Core\data\logs

  ※障害発生時の調査・デバッグ作業に利用することがあるため、
   直近一か月分ほどは残していただくことを推奨しております。

 4-2.DBメンテナンス
  DB上に保存された処理履歴の保存期間などを設定します。
  管理画面にアクセスし、Settings > Data Rotetion より設定してください。
  各設定項目の内容は下記のとおりです。

  ■設定項目
項目 設定内容
Processing history History > Processing History の処理履歴を管理します。
スキャンされたファイルのデータベース上での保存期間を設定します。デフォルト値の場合、4週間分が保存されるよう設定されています。
※一度削除されると、X日以上前にスキャンされたファイルは閲覧不可になります。
Audit history Dashboard >  Executive report の処理履歴を管理します。
スキャンされたファイルレポートのデータベース上での保存期間を設定します。デフォルト値の場合、4週間分が保存されるよう設定されています。
※一度削除されると、X日以上前のレポートは閲覧不可になります。
Quarantine history and quarantined files

History > Quarantine の処理履歴を管理します。
検疫・隔離に関する処理履歴のデータベース上での保存期間、及び実際に検疫・隔離されたファイルのサーバー上での保存期間を設定します。
デフォルト値の場合、4週間分が保存されるよう設定されています。

※一度削除されると、X 日間以上経過した検疫・隔離済みファイルは表示されなくなり、サーバー上から削除されます。

Sanitization history and sanitized files History > Processing (Action Sanitized) の処理履歴を管理します。
無害化に関する処理履歴のデータベース上での保存期間、及び実際に無害化済ファイルのサーバー上での保存期間を設定します。
デフォルト値の場合、4時間分が保存されるよう設定されています。

※一度削除されると、X時間以上経過した無害化済ファイルは表示されなくなり、サーバー上から削除されます。
Proactive DLP history and its produced files Sanitization history and sanitized filesと同様です。デフォルト値の場合、4時間分が保存されるよう設定されています。
Statistics Dashboard > Usage の処理履歴を管理します。デフォルト値の場合、6ヵ月分が保存されるよう設定されています。
Database cleanup パフォーマンスを最適化するために、以下の履歴をデータベース上から削除します。
※上記のデータ保持ポリシーとは異なり、データベースのクリーンアップでは、X 日前のデータを残さずにすべてのデータを削除します。

- Quarantine history(検疫の履歴)
- Sanitization history(無害化の履歴)
- Proactive DLP history(データ損失防止の履歴)

 
(参考情報)
https://docs.opswat.com/mdcore/configuration/data-retention

対象バージョン
4.x以降
対象ビルド
 
一般情報
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