タイトル |
[IRM]RoboCopyが失敗したり、サーバ上のファイルが開けない/保存できないなど不安定な動作になる
No.4956 日付:2016-12-02 17:00:00
|
回答 |
InterSafe IRMをご利用の場合、InterSafeClient導入PC及びアクセスしたネットワークフォルダーなどに 「IRMTMPVOL」、「IRMTMPDIR」という隠し属性のファイルが自動的に作成され、NTFSフォーマットの フォルダではこれら暗号化に必要な情報が代替データストリーム(ADS)に保存されます。
robocopyコマンドなどで、ファイルサーバのファイルを別のファイルサーバへコピーする際 上記ADS内の「IRMTMPVOL」、「IRMTMPDIR」までコピーしてしまうと、コピー先のファイル は開けない/更新できないなど不安定な動作になります。
このような事象が発生する場合は、ADS内の情報はコピーしないようにしてください。
1. MicroSoft社のサイトより関連KB2646535を入手し、管理者権限で適用します。 ※ PC再起動が必要です。 ※ x86用x64用がありますのでご注意ください。 ・x86用:Windows6.1-KB2646535-v4-x86.msu ・x64用:Windows6.1-KB2646535-v4-x64.msu
2. コピーの際、隠し属性のファイルや、代替データストリームをコピー対象から外します DCOPY パラメータに「D(代替データストリーム)」を指定しないようにしてください。
× robocopy /DCOPY:DA ※デフォルト ○ robocopy /DCOPY:A ○ robocopy /DCOPY:AT
|
対象製品 |
InterSafe IRM/FP |
一般情報
このFAQを閲覧したユーザーはこんなFAQも閲覧しています
|